句の後ろは、句会での題詠となります。

仲人へあれでも少し背が欲しい  言い過ぎ

結婚を餌にするのは妻で懲り   アタック

私への騎士は歩いて来るんです 負け惜しみ

いい男だけど長男だからねえ    避ける

並木道プロポーズには短過ぎ    惜しむ

僕はもう飽きてるプラトニックラブ 清らか

恋人が出来てダイエットも本気    慕情

照明は暗いし背もたれは高い    雰囲気

親切なオジさんとまず思わせる   回り道

プロセスを省いて助平と呼ばれ  抜き打ち

プレゼント順であんたはお友達   けじめ

誰に習ったのさキスがお上手   ベテラン

美しくなった恋しているらしい    変身

幸せにするよと若いから言えた    自信

条件を下げるわたしも若くない    緩む

お友達でしたヒルズに居た頃は    人脈

イケメンの上にあいつにゃ金が有る  強い

あんなではなかった恋が人を変え  惚れる

若かった逢うのに羽が欲しかった   速い

ヒモだとも言えず田舎の兄ですの   機転

穏やかで真面目で女にはもてず    温厚

合鍵は前の男を覚えてる      再利用

慰めと判るまだまだ適齢期      年頃

一時間待っててくれた惚れてるな  有頂天

耳に口寄せて君には僕が要る     業師

片想いでしたと今になって聞き    残念

疑るということがない恋も初歩   序の口

お化け屋敷を出る頃は肩も抱き    糸口

初恋をまだ再処理化出来ぬ妻     処分

青空へなら好きですと言えるのに  告げる

一日があなたと居ると短いの    惚れる

お友達だけど恋人ではないわ    度外視

俺だってそのうちもてる時が来る   期待

岸壁のキス嫌だとは言わせない    確実

約束を守る男がじれったい      約束